新学期が始まってからイベント続きであっという間に1か月半が過ぎたけど、みんなが通っているのは学校!学校は何をするところ?そう、勉強。勉強のまとめに欠かせないものは?そうテスト!というわけで、中間テストがじわじわと近づいてきている訳だけど、ちゃんと計画立てて勉強してる?令和が始まって最初のテストくらいバチっと決めたいところなんですが・・・。

理想を言えば(あくまで理想ね)毎日しっかり予習&復習が出来ていれば、特別にテスト勉強をしなくてもテストで大コケはしないはずなんだが。

「先生のアホ~、こちとら部活やら何やらで忙しいんじゃい!完璧に予復習なんか出来るか!って言うか、先生も中学時代に同じこと経験したんですよね?だったらうちらの気持ちもわかるでしょ?」

「いいえ、全然(嘘)。計画的に勉強しすぎてテスト前に焦ったことなんかない!(大嘘)」

「え~、嘘だ~。(もちろん嘘です)」

「でもほら、いい点数取りたいんだろ?」

「そうですけど、でも先生どこがテストによく出るか教えてくれないじゃん」

「うん。だってテストによく出るところの多くは、内容の核心部分や基礎部分でしょ。これだけは外せないってやつ。でもその内容のほとんどは既に理解できてるじゃん。理解出来てるところを勉強したって結果は同じや。勉強してもしなくても正解できる。やったじゃん!」

「やってない!いい点数取れないこともあるし」

「だから、テスト勉強の意味が違うって。テスト勉強ってのは、テストによく出るところを勉強するんじゃなくて、自分が理解出来ていないところをテストで正解出来るようにする勉強のことや。

「へぇ~」

入試問題や学年末試験・模試みたいに出題範囲が広い場合は、過去問や傾向を調べてよく出るところを勉強するのもありだと思う。どこから勉強すればいいかわからなくなる事もあるからな。でも、中間テストみたいに出題範囲がものすごく限定されている場合は、よく出る問題は限られている。そのかわりより細かい所、内容が難しい所が問題になる。そこでいい点数を取るためには、教科書や資料集を隅々までしっかりと読んで、自分が理解していないところを見つけて、問題集やワークを解いてテスト前に出来るようにする作業が大事なの!

「・・・おお」

「いいか?受験勉強とテスト勉強は別物だ。で、いまするべきなのはテスト勉強!だからいい点数を取りたいのならまずは教科書と資料集をしっかり読み直しなさい」

「・・・まじめな先生、久しぶりに見た」

「宿題増やすぞ。コラ!」