国語って苦手にしている子多いよね。何を勉強したらいいかよくわからないし・・・。

で、よく聞くのが「本を読んでいると国語力上がる」っていうやつ。

あれ、どうかな?個人的には半分正解、半分不正解みたいな感じだけど。

まず、読書の習慣があれば、文章を読むスピードは確実に早くなる。そして「筆者はこんな風に考えているんだ~(論説)」とか「〇〇はこんな性格なんだ~(小説)」などと文章を読んで考える機会が増える。これはプラス要素になる。

ただ、国語は「本文中に必ず答え、または答えにつながる決定的な何か、が書いてありそれを見つけて答えるもの」であり、決して「自分はこう思う・こう考える」といったことを答えるものではない。という事を知っておいてほしい。

つまり、君たちの意見を聞いているんじゃない。(それは感想文でやってくれ)問題の答えを本文から探してこい!って事だ。

この力は、普段本を読んでいるかどうかはあまり関係がない。正しい国語の問題の解き方を知っているかどうか?だけなので、その解き方さえ知っていれば別に読書の習慣なんかなくても高得点は取れる。

まあ、その解き方を教えるのが塾の役割なんだけど、なかなか自分の癖がついた読み方って修正できないからすぐには点数に繋がらないんだよね。根気よく頑張ろう!きっと解けるようになるよ。

あ、あと「読書」自体はすごくいいことだと思うぞ。文章から学べることっていっぱいあるからね。時間があったら是非読んでほしい。(lineとかTwitterとかじゃなくて、ちゃんとした本だぞ。