体調不良からようやく完全復活!っていうか先生が風邪をひくなって話なんだが。今年の風邪はしつこいぞ!特に受験生はインフルエンザの予防もそうだけど普通の風邪にも要注意だ。

で、中間テストへ向けてしっかり勉強してきたと思うんだけど、じゃあテストが終わったらどうする?部活も復活するし…もちろん分かる。でも、今の勢いを持続しないとすぐに期末テストはやってくる。中3生はその前に大事な大事な統一テストもある。

学年が進むにつれてはっきり出てくるんだけど、みんな1年生で習ったことと1学期で習ったことって出来がいいんだよね。で、3学期で習ったことって大体あかん感じになってる。もちろん1年生で習う内容はまだそこまで難しくないっていうのもあるし、3学期の内容は授業も速いし難しいのもあるんだけれど実はそれだけ繰り返し勉強しているからなんだよ

特に勉強が苦手な子は、自分が苦手なところからじゃなくてとにかく最初から勉強するんだ。そして、ある程度「知識」として定着してもテスト範囲が広くてどこから勉強すればいいかわからなくなったら
やっぱり最初から勉強してしまう。もしかしたら教科書の最初のほうは勉強が苦手って言ってる子のほうが詳しいんじゃないか?

「あいつは頭がいい」「自分は勉強しても出来が悪い」
違うって!だって何度も繰り返し勉強してきたところは自分だってちゃんと点数が取れてるじゃん!計算問題の最初とか、理科の生物とか、社会の古代分野とか。

「頭がいい」ってやつはまず、自分が出来ることと出来ないことが何なのかをしっかりと理解している。で、勉強するときに「出来ない内容を出来るようにする勉強」と「出来ている内容をより理解する勉強」とに分けて使い分けて勉強している。「今日は時間があるからこの間全然出来なかった問題をじっくり考えてみよう」とか「時間がないから学校であった英語の小テストの見直ししておこう」みたいにね。何の目的もなく勉強したりしない。

そして、出来なかった問題を出来るように頑張る「努力」ができる。間違えたから模範解答を写して終わり!じゃなくて、どうして模範解答みたいになったのかを自分なりに考えている。これこそが「勉強」でありこの積み重ねがあるから点数が取れる。大体、文字さえ書ければ幼稚園児や外国人だって模範解答は写せる。写すという「作業」だからね。じゃあ似たような問題を幼稚園児や外国人が解ける?解けるわけないよなぁ。さっきやった事は模範解答を写すという「作業」であって、問題を理解して考える「勉強」をしたわけじゃないから。

さ、自分自身に聞いてみて。自分が普段やっているのは「勉強」なのか「作業」なのか。

「作業」しかしてないのなら自分は頭が良いか悪いかなんて分からんよ。そもそも同じ土俵に立っていないんだから比べようがない。「あいつは『勉強』しているから頭がいい」「自分は『作業』しかしていないから出来が悪い」

『勉強』と『作業』を比べてどうする?自分も『勉強』してから周りと比べろ。

『勉強』が出来ているなら、これを継続しよう。そう遠くない未来に必ず結果として出てくるから、それまでの辛抱だ。

本気で成績を上げたいなら

1.自分は何が出来ないのかを自分自身で知っておくこと。(何を勉強したらいいのかを知るため)
2.自分は頭が悪いと思うな。(『作業』だけで頭の良し悪しなんか判断できるか!『勉強』してから判断しろ)
3.出来ないことを恥ずかしい・かっこ悪いと思うな。(最初はみんな出来ないんだよ。『勉強』して出来るようになっただけ)
4.分からなかったら堂々と質問しろ。(最初からフォローなしで解けるなんてこっちも思ってないから心配するな)
5.結果が出るまで努力し続けろ。(『勉強』が身に付いたら必ず結果は出る。自分を信じろ)