って事で続き。
次は……生物。植物・人体・遺伝・細胞・生殖などがある。遺伝などごく一部で計算問題があるけれど、基本的には暗記中心の内容。1年生の最初に習うのが植物であり、まだこの頃はみんな勉強をしっかりしようと頑張っているし、最も復習する機会が多いので、4つの分野の中では苦手にしている人が最も少ないかな。
高校では「生物」としてより詳しく学ぶことになる。と言ってもやはり暗記中心の内容なので、文系に進む人、特に理科・数学が苦手な女子にとっての受け皿になっている。
暗記分野であるため、基本的な勉強法は、「教科書→問題集」の繰り返しでいいが、残り2つの分野は計算問題の割合が高いので、計算が苦手な子は特にこの生物分野に力を注いでほしい。入試では4つの分野がバランスよく配点されるので、ぜひ生物分野では取りこぼしを減らし得点源にしてもらいたい。
勉強法としては、まずは教科書と資料集をしっかりと隅々まで読む。で、問題を解いてみる。採点をして間違えたところをもう一度教科書・資料集で確認してみる。時間をおいてもう一度間違えた問題にチャレンジしてみる。2度3度同じ問題で間違える時は、その内容が書いてある部分に線を引くといい。線はあまり引き過ぎても何が大事か分かりづらくなるので、自分が本当に苦手なところに絞って線を引く事。
結論:徹底的に「教科書→問題集」の繰り返し。理科があまり得意じゃないと感じている子ほど、この分野は頑張ってほしい。